Claude Code を並列実行する方法: git worktree で複数セッションを安全に動かす
Claude Code 並列実行のやり方を解説します。同じフォルダでぶつかる理由、git worktree の作り方、セッション再開と一覧、レート制限とコストまで、Windows 向けにまとめました。
記事を読むClaude Code 複数セッションのうち、いま自分の返事を待っているのはどれか。一覧で分かります。
Claude Code と Codex のセッションを複数同時に動かしても、プロジェクトをまたいで状態を確認できます。回答待ちや権限待ちを知らせる Windows 通知の機能も備えています。
AigoPilot を入手 Windows 10 / 11 で利用できます
複数同時に動かしてつらくなるのは、コードよりも注意力です。
Claude Code や Codex を2本、3本と並列で動かし始めると、難しいのはコードではなくなります。20分前に質問してきたセッションが、どのターミナルにいたのか。それを覚えておくことのほうが大変になります。
厄介なのは、権限の確認で止まっているセッションと、作業中のセッションが、見た目ではほとんど区別できないことです。気づかないまま、止まったセッションはあなたの返事を何分も待ち続けます。
翌日には別の問題が出てきます。昨日のあのセッションはどれだったか。再開しようにも、手がかりは最初のプロンプトの数文字だけ、ということも珍しくありません。
AigoPilot のセッション一覧と通知は、この「見失う」問題を減らすためのものです。
ファイルの衝突は、Git で防げます。
同じリポジトリで複数のエージェントを同時に動かすと、同じファイルを同時に書き換えてしまう事故が起こります。これを避ける定番の方法が git worktree です。1つのリポジトリから、ブランチごとに別のフォルダを作り、セッションを1つずつ割り当てます。
git worktree add ../myapp-feature-a -b feature-a
git worktree add ../myapp-feature-b -b feature-b
git worktree listどのフォルダも履歴は共有していますが、作業中のファイルとブランチは別々です。作業が終わったらブランチをマージし、git worktree remove ../myapp-feature-a で片付けます。
便利ですが、万能ではありません。worktree を使っても、次の点は自分で面倒を見ることになります。
| 項目 | worktree で分かれるか | 気をつけること |
|---|---|---|
| ファイルとブランチ | 分かれる | 最後にマージするとき、同じ箇所を触っていれば衝突します |
| Git 管理外のファイル | 分かれる(新しいフォルダには入らない) | .env や node_modules は、worktree ごとに用意し直します |
| ポートとデータベース | 分からない | 開発サーバーのポートやローカルの DB は共有されるので、同時に起動するとぶつかります |
Anthropic の公式 Claude Code デスクトップアプリは、2026年4月14日の刷新で、セッションごとに worktree を選んで使えるようになりました。worktree をどこで作るかは別として、フォルダを分けたあとに「どのセッションが、いま何をしていて、誰の返事を待っているのか」という問題が残ります。そこから先が AigoPilot の役目です。
Claude Code と Codex の、すべてのプロジェクトのセッションを1つの画面で。
PC にあるセッションを自動で見つけ、プロジェクトごとに並べます。VS Code やターミナルで始めたセッションも、Codex デスクトップアプリのセッションも、同じ一覧に出ます。
質問、権限の確認、完了して未確認の作業が、1つの列に集まります。状態は9種類に分かれ、「完了」「回答待ち」「権限待ち」「上限に到達」を見分けられます。
回答待ち、権限待ち、完了、途中停止、上限到達のときに Windows の通知を出す機能を備えています。クリックするとそのセッションが開きます。通知の種類はプロジェクトごとに選べます。
過去のセッションは、止まったところから続けられます。カードには最初のプロンプト、最後のプロンプト、現在の状態が出るので、何のセッションだったかを思い出せます。全会話の全文検索もできます。
エージェントが作業中でも、次のプロンプトを書いておけます。ターンが終わると自動で送られ、ウィンドウを閉じていても届きます。順番の入れ替えや取り消しもできます。
AigoPilot はタスクトレイに常駐し、小さなバックグラウンドエンジンがセッションを動かし続けます。ウィンドウを開き直せば、元の状態のままです。
並列実行というと、同じエージェントを何本も動かす話に聞こえます。実際には、Claude Code に実装を任せ、Codex にレビューさせるように、違うエージェントを組み合わせる使い方も多くあります。AigoPilot はどちらも同じ一覧、同じ通知、同じ操作で扱います。Codex は出力が流れていく様子を、そのまま見られます。Grok のセッションも、同じ一覧に並びます。
新しいセッションは、名前、コンピューター、Claude Code か Codex か、使うアカウントを選んで始めます。最初に名前を付けるので、1か月後でも「請求まわりのリファクタリング」が何だったかを思い出せます。
並列で動かすと、使用量の減りも速くなります。AigoPilot は、セッションとプロジェクトごとの使用量を、週の上限に対する割合で表示します。上限に達したセッションは、リセットの1分後に自動で続きます(初期設定ではオンです。AigoPilot かバックグラウンドエンジンが動いている必要があります)。
長くなって文脈がいっぱいになったセッションは、ワンクリックで引き継ぎメモを書かせ、リンクされた新しいセッションで続けられます(Claude Code と Codex)。
セッションの管理について詳しくは、セッション管理の機能ページをご覧ください。
並列セッションだけなら、公式アプリも良い選択です。
| Claude デスクトップアプリ(Code タブ) | AigoPilot | |
|---|---|---|
| 価格 | 有料の Claude プランに含まれる | 年額 ¥7,800(税込)または買い切り ¥15,800(税込)。Claude のプランは別 |
| 対応エージェント | Claude Code | Claude Code、Codex、Grok |
| 複数セッション | あり。サイドバーに並び、2つを並べて表示できる | あり。全プロジェクトのセッションを一覧で見られる |
| worktree | セッションごとに選んで作成 | 作成の機能はなく、worktree は Git で用意します |
| 通知 | セッションが終わり、画面を見ていないとき | 完了、途中停止、回答待ち、権限待ちのとき。種類はプロジェクトごとに選べる |
1〜2つのプロジェクトで Claude Code だけを使うなら、公式アプリで足りるかもしれません。複数のエージェントを、複数のプロジェクトで動かしているなら、AigoPilot はそのために作っています。ほかの選択肢も含めた比較は、Windows 向け Claude Code GUI の比較記事をご覧ください。
Claude Code 並列実行のやり方を解説します。同じフォルダでぶつかる理由、git worktree の作り方、セッション再開と一覧、レート制限とコストまで、Windows 向けにまとめました。
記事を読むコーディングエージェント比較を、公式ページで確認した事実だけでまとめました。Claude Code、Codex、Cursor、Copilot、Antigravity を、Windows 対応と料金で並べます。
記事を読む必須ではありません。プロジェクトが別々なら、作業フォルダも別なので、ファイルは衝突しません。同じリポジトリの同じファイルを複数のエージェントが触るときは、git worktree などでフォルダを分けておくのが安全です。AigoPilot は worktree を作る機能を持たないので、必要なら Git で用意してください。
出ます。AigoPilot は Claude Code と Codex がディスクに残すセッションファイルを読むので、VS Code、ターミナル、Codex デスクトップアプリのどこで始めたセッションも、AigoPilot から始めたセッションと同じ一覧に並びます。
分かります。質問、権限の確認、完了して未確認の作業は、1つの列にまとまります。状態は9種類に分かれ、「完了」「回答待ち」「権限待ち」「上限に到達」を見分けられます。状態は、Claude Code の公式フック、プロセスが生きているか、会話の記録が増えているかから判断していて、ターミナルの文字から推測してはいません。
できます。止まったところから続けられ、VS Code で始めたセッションも同じです。カードには最初のプロンプト、最後のプロンプト、現在の状態が出ます。名前を付けたり、ピンで固定したりもできます。
できます。検索ボックスに入力すると、その PC にある Claude Code と Codex のすべての会話の本文を、どの言語でも検索します。
動かせます。どちらも同じ一覧、同じ通知、同じ操作で扱えます。Grok のセッションも、同じように並べて動かせます。
書き換えません。読むだけです。例外は、プロジェクトを別のコンピューターに移すときで、その場合は会話の記録が、移動先の CLI のフォルダに追加されます。すでにあるものは変更されません。
Anthropic の公式デスクトップアプリも、複数セッションを並べて動かせます。AigoPilot は、Claude Code に加えて Codex も同じ一覧で扱い、全プロジェクトのセッションを見渡せること、完了、途中停止、回答待ち、権限待ちの通知をプロジェクトごとに選べることが違います。Claude Code だけを1〜2つのプロジェクトで使うなら、公式アプリで足りる場合もあります。