Claude Code と Codex の違いを比較:どちらを選ぶか、併用するか
Claude Code と Codex の比較を、モデル、料金プラン、CLI とアプリ、Windows 対応、権限の仕組みで整理。公式ページで確認した事実だけで、選び方と併用まで書きます。
記事を読むClaude Code と Codex を一緒に使うなら、両方のセッションを並べて見られる場所が要ります。
2つの違いを、公式ドキュメントで確認できた範囲でまとめました。そのうえで、同じウィンドウで併用する方法を紹介します。
AigoPilot を入手 Windows 10 / 11 で利用できます
2026年10月7日に、Anthropic と OpenAI の公式ドキュメントで確認した内容です。
Claude Code は Anthropic、Codex は OpenAI のコーディングエージェントです。どちらも、コードを読み、ファイルを編集し、コマンドを実行します。ターミナル、IDE、デスクトップアプリ、クラウド、スマホから使えるところも同じです。
違いが出るのは、料金の仕組み、Windows での安全対策、指示ファイルの名前といった周辺です。どちらが賢いかは、扱うコードやタスクで変わります。このページではモデルの優劣やベンチマークには踏み込みません。数字はすぐ古くなりますし、決め手になるのは自分のリポジトリで試した結果だからです。
そして、2つは排他的ではありません。同じ課題を両方に試すことも、タスクごとに使い分けることもできます。そのための環境を整えるのが AigoPilot です。
価格はどちらも米ドルの表示で、変わることがあります。購入の前に、公式ページで確認してください。
| Claude Code | Codex | |
|---|---|---|
| 提供元 | Anthropic | OpenAI |
| 使える場所 | ターミナル(CLI)、VS Code(Cursor 向けを含む)と JetBrains の拡張、Claude デスクトップアプリの Code タブ、Web(クラウド)、モバイル | CLI、IDE 拡張(VS Code、Cursor、Windsurf、Xcode、JetBrains)、ChatGPT デスクトップアプリ、Codex Cloud、ChatGPT のモバイルアプリ |
| 使うのに必要なもの | Pro、Max、Team、Enterprise のプラン、または Console アカウント。無料の claude.ai プランには含まれない | ChatGPT の Free、Go、Plus、Pro、Business、Edu、Enterprise のプランに含まれる。API キーでも使え、その場合は API 料金 |
| 個人向けプランの価格 | Pro は月額 $20(年払いは月 $17)。Max は月 $100 から | Go は月額 $8、Plus は月額 $20。Pro は月 $100 から |
| Windows での動作 | ネイティブ対応(PowerShell、CMD)。Windows 10 1809 以降、または Windows Server 2019 以降 | ネイティブ対応(PowerShell)。Windows 11 を推奨。Windows 10 は 1809 以降で、公式の表記は「ベストエフォート」 |
| Windows でのコマンド実行の保護 | ネイティブ Windows ではサンドボックスなし。サンドボックスは WSL2 で使える | Windows 用のサンドボックスがある(elevated と unelevated の2モード)。エージェントを WSL2 で動かす選択もできる |
| 指示ファイル | CLAUDE.md。リポジトリの AGENTS.md も読める | AGENTS.md |
| 並列作業 | デスクトップアプリで複数セッションを並行。worktree を選べる。CLI には --worktree オプション | デスクトップアプリで並列のチャット。worktree を選べ、Local と Worktree の間で Handoff できる |
| クラウド実行 | あり。Anthropic のインフラで動き、アプリを閉じても続く | あり(Codex Cloud)。PC がスリープ中でも続く |
| スマホから | Dispatch(Pro と Max)、Remote Control、クラウドセッション | ChatGPT のモバイルアプリから、クラウドまたは接続した Mac や Windows PC のタスクを開始、承認、確認。提供は段階的で、ワークスペースの設定にもよる |
| 拡張 | MCP、スキル、フック、サブエージェント、プラグイン | MCP、スキル、フック、サブエージェント、プラグイン |
| スクリプトや CI から | claude -p、Agent SDK | codex exec |
価格の行は、Claude と ChatGPT のプラン自体の料金です。Claude Code や Codex だけの料金ではなく、どちらのプランにもほかの機能が付いています。
どちらも Windows にネイティブ対応していて、WSL は必須ではありません。違うのは、エージェントが実行するコマンドの扱いです。
Codex は、Windows 用のサンドボックスの中でコマンドを動かします。作業フォルダの外への書き込みと、承認のないネットワークアクセスが止まる仕組みです。Claude Code は、ネイティブ Windows ではコマンドをサンドボックスなしで実行します。ファイルの編集やコマンドの実行の前に許可を確認する仕組みで守る作りで、サンドボックスを使いたい場合は WSL2 の中で動かすと公式ドキュメントに書かれています。
許可の確認は、人が読んで判断して初めて効く仕組みです。サンドボックスは、承認の結果にかかわらず範囲を決めておく仕組みです。目を離して長く走らせる使い方では、この違いを頭に置いてください。どちらが安全かを、ここで断定することはしません。
乗り換えの道もあります。ChatGPT デスクトップアプリは、Claude Code の指示ファイル、設定、スキル、MCP サーバー、直近のチャットを取り込めます。Codex CLI では /import から Claude Code の設定を取り込めます。
Windows への入れ方は、Claude Code のインストール手順と、Windows で使う Codexの案内にあります。
併用でつらいのは、機能の差より、道具が分かれることです。ターミナルが2つ、アプリが2つ、使用量の確認も2か所。どのセッションが返事を待っているかを、探して回ることになります。
Claude Code と Codex のセッションが、プロジェクトごとに同じ一覧に並びます。作業中、終了、返答待ち、許可待ち、上限到達が見分けられます。
質問、許可待ち、終了、途中停止、上限到達を、1つの待ち一覧にまとめます。Windows 通知で知らせる機能も備えていて、通知を押せばそのセッションが開きます。
タイトルバーに「Claude weekly 33%、Codex weekly 84%」のように並びます。Codex の追加クレジットは、あなたが使うと決めるまで使いません。
エージェントが作業中でも、次の指示を書いておけます。ターンが終わると送られ、ウィンドウを閉じていても送られます。Claude Code でも Codex でも使えます。
PC にあるすべてのセッションを全文検索できます。あのコードの話をどちらのエージェントとしたか、思い出せなくても見つかります。
別の Windows PC や Mac にエージェントを入れると、そこのセッションも同じ一覧に並びます。Claude Code と Codex のセッションは、プロジェクトと一緒に別の PC へ移せます。
AigoPilot は、Anthropic 公式の Claude Code CLI と OpenAI 公式の Codex CLI を、それぞれご自身のアカウントで起動します。サインイン情報を AigoPilot が読んだり、使い回したりすることはありません。AigoPilot は独立したソフトウェアで、Anthropic や OpenAI とは提携していません。
2つのエージェントで機能に差が残る部分もあります。質問に答えるフォームは、Claude Code のみです。新しいセッションへの引き継ぎボタンは、2026年10月から Codex にもありますが、Codex 側は、まだテスト用のプログラムでしか動かしていません。コンテキストバーの内訳は Claude Code で見られ、Codex では合計だけが出ます。Codex のアカウントをプロジェクトごとに切り替える機能は開発中です。
同じファイルを2つのエージェントに同時に触らせると、変更がぶつかります。同じリポジトリで併用するときは、別のブランチか別のフォルダで作業させてください。
Claude Code か Codex か、と悩む必要はありません。課題によって向いているほうへ渡し、詰まったらもう一方にも同じ課題を試せます。必要なのは、2つを並べて見られる場所だけです。
どちらかを選ばずに、Claude Code と Codex を並べて使う(併用する)。それが AigoPilot の使い方です。料金は 料金プランをご覧ください。
2026年10月7日に確認
OpenAI の旧アドレス(developers.openai.com/codex)は、現在 learn.chatgpt.com に転送されます。
はい。どちらも別々のツールなので、同じ PC で同時に動かせます。AigoPilot を使うと、2つのセッションを同じ一覧に並べ、通知も使用量の確認も1か所で済ませられます。
公式の料金ページには、Codex は ChatGPT の Free、Go、Plus、Pro、Business、Edu、Enterprise のプランに含まれると書かれています。含まれる利用量を超える分は、クレジットで広げられます。API キーで使うこともでき、その場合は API の料金がかかります。
使えません。Pro、Max、Team、Enterprise のプラン、または Console アカウントが必要です。無料の claude.ai プランには Claude Code が含まれません。
どちらもネイティブに動きます。ただし、Codex は Windows 11 を推奨し、Windows 10 は 1809 以降でのベストエフォート対応です。Claude Code は Windows 10 1809 以降に対応します。コマンド実行の保護が違い、Codex には Windows 用のサンドボックスがありますが、Claude Code はネイティブ Windows ではサンドボックスなしで動きます。
Codex は AGENTS.md を、Claude Code は CLAUDE.md を読みます。Claude Code はリポジトリの AGENTS.md も読めるので、AGENTS.md を共通の指示ファイルにしておくと、両方が同じ前提で動きます。
このページでは優劣をつけません。モデルの性能は変わり続けますし、向き不向きは扱うコードで変わります。同じ課題を両方に渡して、結果を比べてください。併用すれば、そもそも選ぶ必要はありません。
いいえ。AigoPilot は Doment Digital FZE LLC が提供する独立したソフトウェアで、OpenAI や Anthropic とは提携していません。両社の公式 CLI を、ご自身のアカウントで動かします。